感想
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の続編のマーベル作品の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』はマーベルの作品のなかでも異色の作品ですよね。
単独のヒーローではなくて5人のグループですし、彼らにはあまり正義感とかもないですしね。それが彼らの売りでもあります。
多分、ヒーローっていう自覚はないと思います。たまたま結果的に地球を救う事になったみたいな感じだと思います。
続編もそのような感じで始まります。
オープニングでモンスターと戦っているのですが、それはガモーラの妹を渡してもらうためです。
しかも妹を助ける為ではなくて、妹には懸賞金がかかっているので、彼女を渡してお金儲けしようと考えています。
全然ヒーローっぽくないです。
しかもその星を去った後、ロケットはその星から電池を盗んでいます。
それが原因で結局追いかけられてしまうという、情け無い展開です。
そしてもう一つ他のマーベル作品と違うのが、とにかくジョークが多いんです。ロケットのセリフはほとんどジョークです。
そして5人の仲も全然良くないです。チームワークなんか無いような感じです。それだけ個々のキャラクターが強いんですけど。
前作よりも個々のキャラクターの個性は強くなっています。特にドラックスは確実に個性が増しましたよね。
そんな5人が一緒にいるだけで、笑いは起こります。
それとベイビーグルートが可愛すぎます。
オープニングから可愛さ全開のベイビーグルートが登場します。
ベイビーグルートの活躍も多くて楽しかったです。
このまま小さいままのグルートでいて欲しいなと思っちゃいます。
しかし相変わらず笑いの要素が多いなと思って見ていたのですが、そんな気持ちで見ているとラストに近づくとびっくりします。
まさかの大号泣です。こんなにマーベルの作品で泣くなんて思っていませんでした。
見終わった後に気がついたのですが、途中そのラストに向けて伏線もはってあったんだんと。後から気がつき感心しました。
そしてそのラストのシーンに音楽も重なってまたまた泣いてしまいます。
思わずここでこの曲かけるのはずるいよってなります。
自分でもびっくりするくらい泣きました。
面白さ、可愛いさ、そして感動も含んでいる「ガーディアンズ・オブギャラクシー:リミックス」は確実に前作よりもパワーアップしてました。
他のマーベル作品に引けを取らない作品ですので、ぜひ、見て欲しいなと思います。