「メン・イン・ブラック」といえばやっぱり、黒のスーツにレイバンのサングラスですよね。
作品を見たことない人でも知っていると思います。
それくらい公開当時話題になった作品でした。
今回は今見ても痛快に笑える「メン・イン・ブラック」をご紹介します。
数少ないコメディーSF映画
たくさんのSF映画はありますし、映画の中にエイリアンが出てくる作品も多数あります。
しかしコメディのSF映画って実は少ないと思うんです。
パロディ作品としてのコメディーSF映画はありますが、オリジナル作品でのコメディとなると限られてきます。
大体のSF映画はエイリアンが地球に侵略しようとしていて、エイリアンを倒すというお話です。
「メン・イン・ブラック」もその流れに沿ってはいるのですが、そこに笑いという要素が盛り込まれます。
そもそも設定がエイリアンと実は共存しているという始まりです。
そして地球にいるエイリアンはちょっと気持ち悪いけど面白く描かれています。
ここが他のSF映画に登場するエイリアンとは違う点です。
どこかお茶目なエイリアンで憎めないんです。
アルキリアン帝国の王なんて小さくて可愛いって思ってしまいました。
そのくらいエイリアンを可愛く面白く表現しています。
思わず欲しくなる小道具
「メン・イン・ブラック」に出てくる小道具でみんなが欲しいと思ったのが、ニューラライザーだと思います。赤い光で記憶を消すという道具ですね。
何回見てもやっぱり欲しくなります。
当時この映画のが公開された時は斬新な道具で話題にもなりました。
ニューラライザー以外にも、Jが始めて持つ銃は小さくてオモチャのような銃です。渡されたJも不満そうでした。
しかしその威力はすごいものがありました。撃つたびに撃った本人も吹き飛ばされるという。
さらに車もかっこよかったですね。
Kが乗っていた車は普通でもアメ車の感じがすごく出ていてカッコいいのですが、突然バットマンカーのように変わります。
そして渋滞しているトンネルも回転して逆さまになりながらトンネルの天井を走って行くという凄い車でした。
ちょっとした所にもたくさんアイデアが散りばめられていて飽きることがなく楽しめる映画です。
そんなコメディー要素が多い「メン・イン・ブラック」も最後にKが愛する人の元に戻るためにニューラライザーを自分に当てるという感動的な部分もありました。
これが次の「メン・イン・ブラック2」に繋がるわけです。
かっこよさ、笑い、感動と多くの要素を含んだ「メン・イン・ブラック」は今見ても飽きない映画で楽しいです。
家族で楽しめる映画でもあります。