2018.4.20.Fri公開『いぬやしき』短評

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【村松健太郎】

いぬやしきアイキャッチ

©2018『いぬやしき』製作委員会

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解説

オフィシャルサイト

『GANTZ』二部作で組んだ佐藤信介監督と原作奥浩哉のコンビが再びタッグを組み同題コミックを映画化したSFアクション。

世界最先端の技術で生身の身体では役者が演じきれない部分を埋めるデジタルヒューマンシステムを採用。クライマックスの決戦の舞台となる新宿の街並みをもCGで完全再現。一部の実景ロケと組み合わせて臨場感あふれる映像が作られた。

また、生粋の俳優ではなく意外性のある人物という作者のリクエストから、とんねるずの木梨憲武が主人公犬屋敷を熱演。対する殺人マシーン獅神には佐藤健が演じすべてを圧倒する存在を熱演。物語としては原作の犬屋敷VS獅子神の新宿での最終決戦をクライマックスに持ってきている。

ストーリー

会社や家族から疎外されている、定年を目前に控えた初老のサラリーマン・犬屋敷壱郎。

一念発起して一軒家を購入しても人生はうまく回らない。さらに医者から末期がんによる余命宣告を受け、虚無感に襲われる。そんなな、ある夜、犬屋敷は謎の事故に巻き込まれ、機械の体に生まれ変わってしまう。犬屋敷と同じ事故に遭った高校生の獅子神皓も犬屋敷と同様に人間を超越した力を手に入れていた。機械の体を使って人を救おうとする犬屋敷に対して、自分に背く人々を傷つけるためにその力を行使する獅子神。同じ能力を全く別の方法につかう二人はやがて決着をつけることに。舞台は新宿、二人の大空中戦が始まる。

SF映画作家としての佐藤信介監督

まとめ

自主映画時代から長編デビュー初期は青春劇を得意のフィールドとしていた佐藤監督は2001年釈由美子主演の『修羅雪姫』で初めてアクション映画を撮ると、2011年には『GANTZ』二部作で本格的にSF&アクションに進出。『GANTZ』の直後に『図書館戦争』を撮影。

更に、その続編と大泉洋・長澤まさみがゾンビと戦う『アイアムアヒーロー』、シリーズ10年ぶりの新作『デスノートLight up the NEW world』と連投して今年の夏には『BLEACH』も控えている。邦画において国際市場でSFアクションのジャンルが遅れを取っている中で貴重なヒットメイカーとなりつつあります。


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Kentaro-Muramatsu

kentaro-muramatsu

村松健太郎 脳梗塞と付き合いも10年以上となった映画文筆家。横浜出身。02年ニューシネマワークショップ(NCW)にて映画ビジネスを学び、同年よりチネチッタ㈱に入社し翌春より06年まで番組編成部門のアシスタント。07年から11年までにTOHOシネマズ㈱に勤務。沖縄国際映画祭、東京国際映画祭、PFFぴあフィルムフェスティバル、日本アカデミー賞の民間参加枠で審査員・選考員として参加。現在NCW配給部にて同制作部作品の配給・宣伝、に携わる一方で、個人でも各種記事の執筆、トークショーなどの活動も、。

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