「高台家の人々」(2016)レビュー

高台家の人々

©︎2016 フジテレビジョン 集英社 東宝 

あらすじ

人前だと話すことがおっくうになってしまうため、子どもの時は空想をしては、時間を過ごしていた平野木絵(綾瀬はるか)は社会人になっても相変わらず自分の世界に入り込みがちだった。そんな時、彼女の勤める会社に新しく赴任してきたのが「高台ナントカ様」こと、高台光正(斎藤工)。顔よし、家柄よし、エリートで非の打ちどころのない存在だったのだが彼には誰にも言えない秘密があった。それが彼と、その姉弟だけが持つテレパスという人の心を読む能力。それゆえに何かと目立つ光正は周りに完全には心を許せない人間だったのだが、木絵の突拍子もない妄想に触れてから、徐々に彼女に惹かれていくようになる。初めは辟易していた木絵も段々と光正との交際、そして結婚を意識し始めるが次々と問題がうまれ始めて…。最後まで笑わされること間違いナシ、妄想系女子の王道ラブコメ!

キャスト

・綾瀬はるか

・齋藤工

・水原希子

・間宮祥太朗

・坂口健太郎

感想

いつからかこの「妄想系女子」が主人公のラブコメ映画が王道作品の一つになりましたよね。最近なら「逃げ恥」のガッキーが代表例でしょうか。

何はともあれ本作品のストーリー自体はよくある感じの王道ラブコメ、ただし恋した相手が特殊能力テレパスの持ち主っていうところが少しSF感あって異色っぽかったですね。主人公木絵はどちらかといえばおとなしい性格だけれど、妄想の中では元気いっぱい、自分の感情を思いっきり表現できるタイプの女性で、なんせ現実と脳内とのギャップが凄まじいっていうね…(笑)

私がこの作品に高得点をつけた一番の理由が、この木絵の妄想の突拍子のなさです(笑)もとの原作に声や実際の動きがつくことでなおのこと彼女の妄想が生き生きとし、面白さが増していました。綾瀬はるかさんの演技自体も妄想の中のはちゃめちゃな木絵と現実の引っ込み思案な木絵とをまるで同一人物ではないかのように役し分けていて見ていて純粋にすごいなと思いました。

また、映画の中で豪邸が登場しましたけどあれもスケールがなかなかすさまじかったですよね…!一瞬、海外でロケやったの…?!と疑いたくなるような立派な外観でしたが、実はあれ、神戸市に実在する「ジェームズ邸」を使用されていたみたいです。ちなみにこちらの建物は現在では神戸を代表する歴史的文化財となっており、今ではレストランとして利用されているみたいですので、高台家ファンの皆様は是非訪れてみるといいかもしれませんね!

いかがでしたか?今回は「高台家の人々」の映画レビューと感想を書かせていただきました!思ったよりもロケ地が近場にある!と思った方は聖地巡りに行くのも面白いかもしれませんよ!また、映画自体も最後まで綾瀬はるかの可愛らしさにクスッとこさせられますので、楽しんで観てくださいね!

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山本昴

やまもとです。大学生です。基本プラス志向なので悪いことは言いません。 自分を表す一言は「経験のコレクター」です。

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