だんだんと肌寒さが増しています。もうすぐ本格的な冬がやってきます。人恋しい季節ですがそんな冬に恋人と見たい恋愛映画をご紹介したいです。
●「エターナルサンシャイン」(2004)
フランス出身のミッシェル・ゴンドリー監督の素敵な恋愛映画です。彼の映画はおもちゃやガラ クタをあえて使ったりと子供のような遊び心がちりばめられていますが、この映画でもその子供 みたいな感性が光っています。内容はカップルが付き合うところから別れまでのお話で、記憶を消 せる装置を使ってお互いがお互いのことを忘れようとするのですが、ジム・キャリー演じる主人 公のジョエルは記憶を消去する作業中に彼女との思い出を回想するうちに記憶を消すことに抗い 始めるのです。誰でも別れた相手、特にケンカ別れなんてした人のことを忘れたいと思うことがあ るでしょう。でもそれが現実になってしまったら本当にいいのでしょうか。大切な人を想う気持 ちの大切さやその人との思い出がどれほど大切なのか改めて考えさせられ、心がほっこりする素 敵なラブストーリーです。
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●「猟奇的な彼女」(2001)
韓国恋愛映画の中でもおすすめしたいのがこの映画です。ある日電車で泥酔する彼女を助けたこ とから主人公のごく平凡な大学生・キョヌは強気で暴力的な彼女に振り回され始め、知らず知ら ず2人は恋に落ちるのである。しかし悲しい運命が二人を引き裂くのです。しかしラストはとて もハッピーエンドでとってもスッキリします。笑いもあり、そしてしっかり泣けるところもあるの で見終わった後は満足感でいっぱいになります。「こんな2人になりたい」と思わず思ってしま うほど二人の運命が素敵すぎます。結末を楽しみにぜひ見てみてください。
●「人のセックスを笑うな」(2007)
舞台はとある田舎町。主人公の大学生・みるめを松山ケンイチ、年上の先生・ユリを永作博美が 演じる19歳と39歳という年の差の恋愛を描いた作品です。偶然の出会いが重なり次第に惹か れあっていく二人であったが、ユリは実は既婚者であった。それでもあっけらかんと接するユリ と真実を知って悩みに暮れるみるめと蒼井優演じる友人・えんちゃんのみるめへの揺れる思いの 三角関係がコミカルに描かれています。みるめとユリのラブシーンはエロすぎず、しかしとてもリ アルなやりとりが見ているこっちがドキドキしちゃいます。全体的にゆるい雰囲気の映画なので とても見やすいです。暇な日曜の午後などに見て緩やかで淡い登場人物たちの恋心に癒されてください。
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冬の彼氏・彼女とのおうちデートにぴったりな映画をご紹介しました。
ぜひ寒くて外に出たくない日はゆったり二人で映画の世界に浸ってみてください。