・原題=Justice League ・上映時間=120分 ・制作=2017年 アメリカ
スタッフ
監督=ザック・スナイダー
DCEU?DCFU?のメイン監督。今回、身内に不幸があり、完成間近で『アベンジャーズ』のジョス・ウェドンが引き継ぐ。
脚本=ジョス・ウェドン、クリス・テリオ
今回はデビッド・S・ゴイヤーではではない。
制作=チャールズ・ローヴェン、デボラ・スナイダー、ジョン・バーグ、ジェフ・ジョンズ
撮影=ファビアン・ワグナー
テレビ畑で活躍してた人っぽいです。映画は、これでまだ3本目。
編集=デヴィッド・ブレナー、リチャード・ピアソン、マーティン・ウォルシュ
デヴィッド・ブレナーは、『7月4日に生まれて』にアカデミー編集賞を受賞。3人ともなかなかのベテランです。
音楽=ダニー・エルフマン
何と今回は音楽がダニー・エルフマン、ティム・バートン版バットマンぽい曲も流れます。オインゴ・ボインゴの活動再開は無いんですか?
キャスト
ブルース・ウェイン/バットマン=ベン・アフレック
統率。今作で3作目のバットマン。個人的には結構このバットマン好きなんですが、次回作も出演出来ますよね?
ダイアナ・プリンス/ワンダーウーマン=ガル・ガドット
豪腕。ガドット姉さんは今回も美しい。
バリー・アレン/フラッシュ=エズラ・ミラー
超速。スパイダーマンポジション。とにかく早い。
ビクター・ストーン/サイボーグ=レイ・フィッシャー
電脳。今作ではかなり重要な役。レイ・フィッシャーは、今作が初めての映画本格出演。
アーサー・カリー/アクアマン=ジェイソン・モモア
海神って、それ能力じゃないし・・・。今作で一番残念だった人。
クラーク・ケント/スーパーマン=ヘンリー・カヴィル
前作で死亡したが、今作で復活を果たす。強すぎ。
ロイス・レイン=エイミー・アダムス
クラーク・ケントの恋人。
ステッペンウルフ=キアラン・ハインズ
今回のメインヴィラン。強いか弱いかよくわかんない人。
あらすじ・感想
あらすじ
ドゥームズデイとの戦いでスーパーマンが死亡した後、地球の危機を察知したバットマンは、危機に立ち向かう為に超人達のスカウトを始める。果たして、無事ジャスティスリーグは結成されるのか。地球の運命はどうなるのか?
感想・ネタバレ
『マン・オブ・スティール』から始まった、DCFUの5作目。クリストファー・ノーランのダークナイト3部作のヒットを受け、暗くシリアスなヒーロー映画として始まったDCFUですが、ライバルであるマーベルの好調が続く中、続く『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』、『スーサイド・スクワット』と低迷が続き路線を変更。重くシリアスなのは止めにしようと『ワンダーウーマン』と今作『ジャスティス・リーグ』は黒を基調とした画作りはそのままですが、かなり重苦しさは無くなりました。上映時間も120分と手頃でテンポ良く進んで見やすくなったと思います。その分、ベン・アフレック演じるバットマンのパラノイアっぽさは後退してしまいましたが。
今作で本格的な登場となったフラッシュ、サイボーグ、アクアマンの3人は、フラッシュ、サイボーグはキャラも立っていてそれなりに目立っているのですが、アクアマンだけ非常に地味な役回りで、ちょっと可愛そうになりました。まあ、海の人なので、地上が舞台ではあまり活躍できないのも仕方が無いのですが。
後半スーパーマンがちょっと拍子抜けするくらい簡単に復活するのですが、ちょっとスーパーマンは強すぎです。というか、ステッペンウルフ弱すぎでしょう。今回、ステッペンウルフは3つのマザーボックスを奪う為に行動を起こすのですが、セミッシラやアトランティスでは多少の犠牲が出るくらいで、そんなに大きな犠牲も出ない上にスーパーマン復活後は、圧倒的にスーパーマンの方が強そうに見えます。ステッペンウルフより、ゾッド将軍の方がよっぽど強いと思います。
相変わらず、ザック・スナイダーの撮る画はカッコイイ画が多く、前作ではちょっと嫌になるくらいのスローモーションも今作ではフラッシュのアクションとマッチしてなかなか良かったです。個人的には、前作『バットマンvsスーパーマン』より楽しく見られました。天才ケヴィン・ファイギがいるマーベルとどうしても比較されてしまうDCですが、何とかシリーズ存続を頑張って欲しいです。