日本人には過激すぎ!?映画「テッド」(2012)が日本で評価が二分化するわけを考えてみた。

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【山本昴】

テッド

bfleeson / Pixabay

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◆「テッド」(2012)における日本での評価

2012年に公開されたこの映画の醍醐味と言われれば、そのジョークの幅広さ。日本人のツボをじわじわついてくる「間」の取り方から、アメリカ人ならではの発想をもとに生まれたアメリカンジョークまで、これでもかというくらいコメディ要素が詰め込まれてあります。

が、一方で日本の映画レビューを見てみると、高評価と同じくらい「下品、過激」などの言葉でこき下ろされているもよう(笑)。ネットで見た評価は大方の場合、最大評価値に対して、半分から半分前後の評価値がつけられており、面白いことに映画に対する意見はスパッと二分化されています。その人たちのことをグループ分けさせていただくとすれば、いうなれば「面白いと思ってこのコメディ映画が楽しめるタイプの人」と、「下品でくだらない、ただただ体を張っただけのB級映画に魅力を感じられないタイプの人」とに分かれていて、レビューを見ながら思わずニヤニヤしてしまいました(笑)

なぜ、全く同じ映画を観ているにも関わらず、こんなに意見に偏りが見られてしまうのか?

今回はこの疑問について独断と偏見で検討させていただこうと思います!(笑)

◆意見が二分化するわけ

この映画の中で最も肝となっているのがその「笑いの要素の多さ」。

先ほど挙げた通り、日本の漫才のようなやり取りもあって、そういうシーンは割と日本人の中でも万人受けすると思います。

ですが問題はいわゆる「アメリカンジョーク(…って言ってもいいのでしょうか?笑)」に差し掛かった時。

テディベアのテッドが主人公のジョンとともに成長し、見た目こそは愛らしいままでも中身は完全におっさんと化し、彼の娯楽は酒と女とマリファナが中心になっていきます。おそらくアメリカ人にとっても国民の100%がこうした娯楽に良いイメージを持っているわけではないと思いますが、「じゃあこうしたら、面白いのではないか?」と考えた脚本家兼監督の案の下、ああいうジョークが大量に詰め込まれているのではなかろうかと思うのです。そうすることで、これまで先の三つの「娯楽」に良い考え方を持っていなかった人々が「単なる面白いジョーク」として受け入れられるレベルにまで落とし込んでいるのが、高評価につながったポイントなのではないかと思います。

ですが、一方で例えば日本でも同じように面白いと感じられる人がたくさん存在するのかというと、そうではないと思います。酒はまだしも「女」やましてや「麻薬」なんて、日本人にとってはトラブルや犯罪のもと、という考え方が根付いていることが非常に多いですよね。ですから、そうしたシーンがちらつかされるだけで「うわ、もう生理的に無理だ」みたいな評価を下してしまうのではないかと思いました(笑)

でももしかして、こうした笑いを肯定的に受け入れられるようになった人が今やざっくり見て2人に1人いるということは日本でも確実にグローバル化が進んでいることの表れなのでしょうか…? (笑)

◆まとめ

面白いまでに評価が二分してしまうテッド(2012)ですが、たいていのジョークでも笑える自信があるよ!という人には問題なく勧められますし、これからアメリカを始め、海外に滞在する予定のある方は、無理強いはもちろんしませんが、ある意味これを見ておけば多少の耐性はつけられるのではと思いました(笑)筆者自身、某大国での海外生活中に下ネタで笑いを誘われる場面が多いので、ちょっとした老婆心だと思ってください(笑)
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山本昴

やまもとです。大学生です。基本プラス志向なので悪いことは言いません。 自分を表す一言は「経験のコレクター」です。

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