ガールズパワー100%な邦画

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geralt / Pixabay

青春映画は邦画にもたくさん人気作品がありますが、今回はタイトルの「100」を共通点に持った、文字どおりガールズパワー100%で人生を変えていく女子が主人公の映画を取り上げます。

●「百万円と苦虫女」(2008)


就活に失敗し、肩身の狭い毎日を送っていた蒼井優演じる主人公・鈴子は、ある日ひょんなことから前科者となってしまう。さらに家族内に居づらくなった鈴子は「100万円貯まったら出て行く」と宣言をするのである。そこから鈴子は「100万円貯まったら出て行く」というルールで色々な土地を転々としていくのである。各地で違った仕事をして、さまざまな人たちと触れ合う中での鈴子の小さな成長を描いた作品です。派手な演出などはないけれど、蒼井優のもどかしくも時にスッキリさせてくれる演技が最後まで飽きないです。また鈴子のファッションがラフなワンピースやジーンズで気だるい感じがすごくガーリーでかわいいです。
この作品を見ていると、鈴子のようにお金を何となく貯めて、自分も色々な土地を転々として見たくなります。なかなかやりたい仕事が見つからず、自分の人生の中で何がしたのかわからないで迷走している方には何か新しく初めてみようかな、と思わせてくれるような作品なのでオススメです。
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●「百円の恋」(2014)


主人公は、見た目も性格もダメダメな安藤サクラ演じる32歳の一子という女性です。実家のお弁当屋さんも手伝うことなく、ダラダラとした日々を過ごしていた。ある日妹と大げんかし逃げるように家を飛び出し、100円ショップでアルバイトを始めるのである。それからも一子は自身のプライドや何もかもをぶち壊すような出来事に見舞われ続けるのである。そんな時、新井浩文演じる中年ボクサーと出会い、自分もボクシングを始めることになる。そして女としても人間としても最低な自分を変えるべく、ボクシングで一子は自分を変えていくのである。特に映画の後半からの一子の巻き返しぶりが見所です。結局は最後まで負け続きですが、前半と後半で一子の変わり様に驚きます。安藤サクラのダメダメな一子の演技が現実にいそうなくらいリアルでその上手さに引き込まれます。そして安藤サクラのボクシング姿が一子が上達していくにつれてどんどんカッコいいんです。とにかく彼女の女優魂に惚れ惚れしてしまう作品でもあります。
人生が行き詰まっている人には何でもいいから一歩踏み出す勇気を、そして打ちのめしたくなるほど人間関係などにストレスを感じている人はスカッとできる映画です。
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仕事や人間関係、お金など色々なことで悩みを抱えている女性は多いです。
そんな悩める女性たちはぜひこれを見て、映画から100%の自分を変えるガールズパワーをいただいてください。

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