2018.10.05公開『イコライザー2』短評

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評価【村松健太郎】

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デンゼル・ワシントンが其のキャリアの中ではじめての続編に臨んだ『イコライザー2』

大ヒットした『イコライザー』から4年。待望の新作でも19秒で全てを征する戦闘マシーンロバート・マッコールの姿は健在。

CIAが絡む陰謀劇がある一方で、黒人社会の現実をリアルなドラマが合わせて描かれ、物語に膨らみが出ている。

クライマックスの嵐の中の決戦も見ごたえたっぷり。

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あらすじ

イスタンブールへ向かうトルコ鉄道。そこには変装をしたロバート・マッコールの姿があった。彼は一人の少女を救うためにやってきたのだった。少女はアメリカ人の母親の元から無理やり引き離されてきたのだった。

車内で誘拐犯たちと直接対峙したマッコール。ストップウォッチをセットするとわずか19秒で男たちを一掃。

その後少女はボストンの母親のもとに無事届けられていた。国務省ですら事情の分からない無事の帰還劇だった。

元CIAの特殊工作員=イコライザーだったマッコールは殺伐とした日々から脱するために、死を偽装したものの、その後も人知れず、悪を征する日々を過ごしていたのだった。

そんな彼をフォローしているのはCIAの元上官スーザンだった。

彼の日常はタクシー運転手で、街中のアパートで暮らしていた。アパートでの彼はあくまで穏やかな中年タクシードライバーで通していたが、タクシー運転手として過ごしていても彼の前には犯罪が起きてしまう。

そんな中、マッコールのもとにスーザンが殺されたというショッキングな話が届く。マッコールは死を偽装していていることが表に出ることを覚悟のうえで、スーザンの部下で元特殊チームの仲間だったデイブとコンタクトを取る。

デイブは驚きを隠せなかったものの、マッコールの指摘からスーザンは強盗ではなくプロの人間に襲われたのだと判断、マッコールと協力体制を取っていくことにする。

デンゼル・ワシントンに初めての続編を納得させた監督

『イコライザー2』は長いキャリアを誇るデンゼル・ワシントンにとって初めての続編になります。

40年近い映画キャリアを誇り、アカデミー賞では主演男優賞と助演男優賞をすでに受賞している、ハリウッドで最も尊敬を集めている俳優の一人であるデンゼル・ワシントンに俳優人生初の続編にGOサインを出させたのがアントン・フークア監督。

長編第三作の『トレニーグンディ』でデンゼル・ワシントンにアカデミー賞主演男優賞を受賞に導いた監督で、その後も『イコライザー』『マグニフィセント・セブン』でデンゼル・ワシントンとコンビを組んでいる、目下ハリウッドきってのノリノリのコンビです。

アクションエンターテイメント監督として、そして同じ黒人として今後もデンゼル・ワシントン&アントン・フークア監督のコンビから目が離せません。


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Kentaro-Muramatsu

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村松健太郎 脳梗塞と付き合いも10年以上となった映画文筆家。横浜出身。02年ニューシネマワークショップ(NCW)にて映画ビジネスを学び、同年よりチネチッタ㈱に入社し翌春より06年まで番組編成部門のアシスタント。07年から11年までにTOHOシネマズ㈱に勤務。沖縄国際映画祭、東京国際映画祭、PFFぴあフィルムフェスティバル、日本アカデミー賞の民間参加枠で審査員・選考員として参加。現在NCW配給部にて同制作部作品の配給・宣伝、に携わる一方で、個人でも各種記事の執筆、トークショーなどの活動も、。

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